犬の血統書について知っておくべき重要なポイント - 猫吉さんのこそこそ話し

犬の血統書について知っておくべき重要なポイント

 

  その他  犬の血統書について知っておくべき重要なポイント

dogs
猫吉さんのこそこそ話し

おはようございます。
今回「猫吉さんのこそこそ話し」が自信を持ってお届けする記事は「犬の血統書について知っておくべき重要なポイント」です。ではどうぞ!

犬の血統書は、犬の出自や家系、健康状態を確認するための重要な書類です。

今回のブログでは、血統書とは何か、発行団体、必要性、情報の見方などについて詳しく解説していきます。

犬を飼っている方や新しく犬を飼おうと考えている方には、ぜひ参考にしていただきたい内容となっています。

1. 血統書とは何か?

dogs

1.1 血統書の定義と役割

血統書は、犬の身分証明書のようなものであり、犬の出自や家族関係を示す書類です。

これによって犬の血統をたどることができます。血統書には以下のような情報が記載されます。

  • 犬種
  • 生年月日
  • 性別
  • 毛色
  • 出身犬舎名

血統書は犬の家系図のようなものであり、子犬の両親や祖父母、曽祖父母までが書面で確認できます。

これによって、その犬の遺伝的な特徴や健康状態を予測することができます。

1.2 犬種の標準を証明するもの

血統書には犬種の標準を満たしていることが証明されています。

犬種にはそれぞれ特徴があり、外見や性格が規定されています。

血統書を持つことで、繁殖や競技会参加など、犬種に関わるさまざまな活動に参加することができます。

1.3 血統書の発行団体

血統書は犬籍団体によって発行されます。

日本では主にジャパンケネルクラブ(JKC)が血統書発行を行っており、他にも日本犬保存会やコリークラブなどの団体もあります。

これらの団体は純粋な犬種を管理し、犬の品質向上と純血繁殖のために血統書を発行しています。

1.4 健康管理と血統書

血統書は犬の血統や健康状態を管理するために重要な役割を果たしています。

犬種によっては特定の疾患や遺伝性の問題を持つことがありますが、血統書によってその情報を把握することができます。

血統書を持つことで健康な子犬を産み育てることができ、繁殖においてもより健全な犬種を維持することができます。

1.5 血統書の重要性と一般飼い主への影響

血統書は犬種への愛好家やブリーダーにとっては必要不可欠なものですが、一般の飼い主にとっては特に必要性を感じない場合もあります。

ただし、犬種によっては血統書を持っていることが競技会参加や繁殖に必要な場合がありますので、血統書の重要性を理解しておくことは大切です。

血統書がない場合には、犬の品種純血性や健康状態について不確実性が生じる可能性があります。

2. 血統書を発行する団体

dogs

日本国内には、犬の血統書を発行する多くの団体が存在します。以下では、その中でも代表的な団体を紹介します。

2.1 一般社団法人「ジャパンケネルクラブ」(JKC)

  • JKCは、国内で最も多くの血統書を発行している代表的な団体です。
  • FCI(国際畜犬連盟)に加盟しており、国際的な血統書の認定も行っています。

2.2 NPO法人「日本社会福祉愛犬協会」

  • 血統書の発行を行うだけでなく、社会福祉を目的とした活動を行っている団体です。
  • 飼い主の社会的責任を重視した活動を展開しています。

2.3 公益社団法人「日本警察犬協会」

  • 犬を警察犬として活動させることを目的としており、血統書の発行も行っています。
  • 優れた警察犬の血統を確保するために、純血種犬の管理に力を入れています。

2.4 公益社団法人「日本犬保存会」

  • 日本犬の保存と発展を目的とした団体であり、血統書の発行も行っています。
  • 日本犬を愛好する人々の交流の場としても機能しています。

2.5 その他の団体

以下は、血統書の発行を行っている他の団体の一部です。

  • 一般社団法人「日本コリークラブ」
  • 公益社団法人「秋田犬保存会」
  • 公益社団法人「日本シェパード犬登録協会」
  • 一般社団法人「天然記念物北海道犬保存会」

これらの団体は、それぞれの特徴や目的に基づいて、純血種犬の管理や繁殖を支援しています。

特にジャパンケネルクラブは、全体の90%の血統書を発行していることが知られています。

3. 血統書の重要性

dogs

犬の血統書は、さまざまな場面で重要な証明書として必要とされます。

以下では、血統書が必要となるいくつかの場合について説明します。

特定の犬種を飼いたい人の場合

特定の犬種を飼いたい場合、血統書は非常に役立ちます。血統書があれば、純血種の犬を選ぶことができます。

純血種の犬を飼いたい方にとって、血統書は安心感を与える重要な要素となります。

犬の競技会に参加したい人の場合

犬の競技会に参加する場合、血統書が参加条件となることがあります。

競技会では、同じ犬種同士の競技が行われることが多く、血統書を持つ犬でなければ参加できません。

犬の競技に興味がある方は、血統書の取得が必要となることがあります。

特定の犬種の繁殖を考えている場合(ブリーダー)

特定の犬種の繁殖を行うブリーダーは、血統書の取得が必須となります。

犬の繁殖を行う際には、純血種であることを証明する必要があります。

血統書によって純血種であることを証明し、販売時に信頼性を確保することができます。

以上のような場面では、血統書が必要となります。

血統書があることにより、特定の犬種を飼うことや犬の競技会に参加すること、ブリーダーとして繁殖を行うことが可能となります。

ただし、血統書は必ずしも必要ではありません。

犬種や競技にこだわりがない場合やブリーダーではない場合、血統書はあまり必要ないものとなります。

血統書の発行には費用がかかることや所有することによる安心感は確かですが、

血統書の必要性は個人の状況や考え方によって異なることを理解すべきです。

飼い主自身が犬を飼う目的を明確にし、その目的に合わせて血統書の必要性を考えることが重要です。

4. 血統書の情報と見方

pedigree

血統書には以下の情報や項目が記載されており、注意深く確認する必要があります。

① 犬名

犬の正式名称が血統書に記載されています。犬の名前は繁殖者がつけるものであり、犬舎名と組み合わせて独自の名前が付けられます。

② 犬種

血統書には明記されている犬種を確認しましょう。

犬種によって認められている毛色や特徴が異なるため、正確な犬種情報の確認が重要です。

③ 登録番号

犬の血統書には犬籍登録上の通し番号が記載されています。

犬種記号(アルファベット)と数字の組み合わせで構成されており、犬の情報が含まれています。

④ 性別・生年月日

血統書には犬の性別と生年月日が明記されています。

正確な犬の情報を把握するためには、この項目に注目することが重要です。

⑤ 毛色

血統書には、犬種によって認められている毛色が記載されています。

もし2色以上の犬種の場合は×印がつけられます。

⑥ DNA登録番号・マイクロチップ番号・股関節の評価結果

犬の血統書には、重要な情報として犬のDNA登録番号やマイクロチップ番号、股関節の評価結果が記載されています。

これらの情報は繁殖や健康管理において重要な役割を果たします。

⑦ 繁殖者名前

犬の出自や繁殖背景を知るために、繁殖者(ブリーダー)の名前に注目しましょう。

⑧ 所有者名

最初は繁殖者の名前が記載されていますが、所有者が変更された場合には所有者名が更新されます。

所有者名の変更には手続きが必要となります。

大切な書類なの出来れば血統書を発行している各団体へ登録をして所有者変更をしておきましょう。

⑨ 系図等

血統書には、犬の系図も記載されています。

父犬・母犬からさかのぼって、祖父・祖母、曾祖父・曾祖母までの血統情報が示されています。

以上の情報を正確に把握し、血統書に記載された情報を理解することで、

犬の純血種であることや出自について確認することができます。

犬の血統書は価値を表すものとして認識されることがありますが、

主な目的は純血種の繁殖や品質管理にあります。

正しい理解と適切な活用により、犬の健康や遺伝的な特徴を把握することができます。

5. 血統書の偽造や不正に注意しよう

dog

血統書は犬の血統を示す重要な証明書ですが、不正や偽造が起こる可能性もあることを忘れてはいけません。

特にブリーダーによる血統詐欺がよく見られます。以下に、血統書の偽造や不正に対する注意点をまとめました。

5.1 デザイン犬と血統書の関係

デザイン犬とは、人為的に繁殖させたF1種の犬のことです。

デザイン犬は日本古来の純血種ではなく、生命力が強い雑種です。しかし、一部のブリーダーはデザイン犬にも血統書を付けようとし、

血統詐欺が行われている場合があります。血統書を利用して両親犬情報を偽装することで、デザイン犬を価値ある犬として販売する詐欺が行われています。

5.2 JKC以外の血統書に注意

日本では、一般的な血統書を発行する団体はジャパンケネルクラブ(JKC)です。

しかし、他の団体が独自に血統書を発行している場合もありますので注意が必要です。

デザイン犬の血統書やJKCのロゴマークがついた血統書には要注意です。

これらは公式な血統書ではなく、偽造や不正が疑われます。

5.3 血統書の偽造は犯罪です

血統書は公文書であり、その偽造は公文書偽造として犯罪とされています。

公文書偽造は法定刑として1年以上10年以下の重い罰則が設けられています。

デザイン犬や血統書詐欺に関与している業者やブリーダーがいる場合は、弁護士に相談し悪徳業者を摘発することが重要です。

5.4 血統書の信頼性を確認しよう

血統書の信頼性を確認するためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 血統書に記載されている両親犬の情報を確認し、正確性を評価する。
  • JKCから発行された血統書であることを確認する。
  • ブリーダーや業者の信頼性や評判を調べる。
  • 遺伝的な問題や健康状態についても十分に調査する。

5.5 真正な血統書の重要性

血統書は純血種であることや血統の情報を証明するものです。

真正な血統書は犬の品質や健康状態を示すものではありませんが、血統の正確性と正当性を示す重要な証明書です。

血統書の存在は、犬に関する情報や繁殖計画を立てる上で役立ちます。

5.6 弁護士への相談をおすすめします

血統書の偽造や詐欺が疑われる場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

公文書偽造は犯罪行為であり、被害を受けた場合は適切な対応が必要です。

血統書による不正行為を見逃さず、犬の血縁関係をしっかりと調査することが重要です。

以上が血統書の偽造や不正に注意するためのポイントです。

血統書は犬の血縁関係を示す重要な証明書であるため、真正な血統書を持つことが大切です。

まとめ

血統書は犬の出自や家族関係を証明する重要な書類で、犬種の純血性や健康管理に役立ちます。

血統書発行団体による適切な管理のもと、正確な情報が記載された真正な血統書を持つことは非常に重要です。

一方で、一部のブリーダーによる血統書の偽造や不正な行為にも注意が必要です。

犬を飼う際は、血統書の情報を慎重に確認し、信頼できる団体や ブリーダーを選ぶことが賢明です

。犬の健康と幸せを考えると、血統書の意義と活用方法を理解しておくことが不可欠だと言えるでしょう。

 

dogs
Tag / タグ




Related article / 関連記事はこちら


 
あなたお好みのこそこそ話しをご自由にお選びください!

急上昇ワード


 

  その他  犬の血統書について知っておくべき重要なポイント



へのご訪問、誠にありがとうございます。

猫吉さんのこそこそ話し」へようこそ!✨あなたには大切なペットがいますか?ペットはとても大切な家族👪の一員で、たまには物語📖の主役になっていいじゃない!という事でこのサイトを作ってみました。
猫吉さんのこそこそ話し」では、そんなペットの話しを中心にペットの日常🐾、特徴、愛らしい仕草🐈‍⬛を一つひとつ丁寧に拾い上げ、笑える話し、病気の話しを中心に書いていこうと思います🌟
私は、ペットという存在が家族の幸せ🏡を作り出す無尽蔵の源であることを信じています。その情熱💖をもって、元動物看護で現役トリマーの管理人『猫吉』が「猫吉さんのこそこそ話し」を運営しています。
ご家族と一緒に、ぜひ私たち家族の楽しい日常を読んでみてみてください💖 少しでもペットに関してお力になれるよう頑張っていきます(*^_^*)



こそこそ話し、猫吉さんと家族の時間


© 猫吉さんのこそこそ話し.
Created by Co., Ltd afi-support.com


ページトップへ戻る
ページトップへ戻る