肥満は猫の健康にさまざまな影響を与え、寿命を短くするリスクがあるといわれています。

愛猫の健康を守り、元気に長生きしてもらうためには、適切な体重管理が不可欠です(｡･ω･｡)

今回は猫のダイエット方法を健康的に行うためのステップをわかりやすくご紹介しようと思います。

おすすめのフードやダイエットサポート用品も合わせてご紹介していますので、愛猫のダイエットに役立ててください。

目次

1. 猫の肥満が引き起こすリスクとは？
2. 理想的な体重の目安
3. 猫のダイエット方法と具体的なステップ
4. 猫用ダイエットフードの選び方とおすすめランキング
5. ダイエットをサポートする便利アイテム
6. まとめ

1. 猫の肥満が引き起こすリスクとは？

猫の肥満が進むと、以下のような健康リスクが高まると言われています。

• 糖尿病：肥満はインスリンの働きを妨げ、糖尿病のリスクが増加します。
• 関節炎：体重が増えると関節への負担が大きくなり、関節炎になりやすくなります。
• 心臓病：肥満は心臓に負担をかけ、心臓病のリスクを高めます。
• 尿路結石：太りすぎると体内の水分バランスが崩れやすくなり、尿路結石などの病気にかかる可能性が高くなります。

これらのリスクを避けるためにも、日々の体重管理と適切な食事が大切です。

2. 理想的な体重の目安

猫の理想的な体重とは？

猫の理想体重は品種や体格によって異なりますが、一般的な家猫である「日本猫」や「アメリカンショートヘア」の場合、3kg〜5kgが目安です。

もっと具体的な理想体重を知りたい場合は、獣医の先生に相談することをおすすめします。

ボディコンディションスコア（BCS）

体重だけでなく、ボディコンディションスコア（BCS）を参考にすることもおすすめです。

BCSは、猫の体格を5段階または9段階で評価する方法で、あばら骨が触れるか、腰のくびれがあるかなどのポイントをチェックします。

肥満と診断される場合、BCSの評価で高得点になることが多いです。

3. 猫のダイエット方法と具体的なステップ

ステップ1：1日のカロリー摂取量を見直す

まず、猫が1日にどれだけのカロリーを摂取しているかを確認しましょう。肥満猫の理想カロリー量は、以下の式で計算できます。

1日の必要カロリー = 体重 (kg) x 30 + 70

例えば、5kgの猫の場合、1日の必要カロリーは約220kcalとなります。

通常の餌やおやつも含めて、摂取カロリーが理想範囲内に収まっているか確認することが重要です。

おやつが落とし穴だったりするんです…(-_-;)

ステップ2：適切な食事プランを作る

一般的なキャットフードではなく、ダイエット用のキャットフードに切り替えることでカロリー調整がしやすくなります。

カロリーが低く、栄養がバランスよく含まれたダイエットフードを選びましょう。

手作りをされる飼い主様も多いですが、カロリーや栄養バランスがとても大変です💦

ステップ3：食事の回数を調整する

食事を1日1回から2〜3回に分けることで、血糖値が安定し、空腹感を抑えられます。

時間も決めておくことで、猫の生活リズムが整いやすくなります。

ステップ4：運動を増やす

猫の運動量を増やすことで、消費カロリーが増え、ダイエット効果が高まります。

以下におすすめの運動方法を紹介します。

• レーザーポインター：動きが速くて猫が夢中になります。
• 猫用おもちゃ：ボールやネズミ型のおもちゃは、追いかける遊びが好きな猫にぴったりです。

ステップ5：体重の記録と経過観察

ダイエット中の体重を定期的に記録し、進捗を確認することも重要です。

体重が急激に減少しないように、週に100g以内のペースでの減量が理想です。

4. 猫用ダイエットフードの選び方とおすすめランキング

ここでは、栄養バランスとカロリーを考慮したダイエット用キャットフードのおすすめをランキング形式でご紹介します。

第1位：ロイヤルカナン キャットライトウェイトケア

• 参考価格：¥3,500（2kg）
• 特徴：低カロリー設計で、食物繊維が豊富なため満腹感を保ちやすい。栄養バランスも整っており、ダイエット中でも健康を保てます。

ただし、ロイヤルカナンはかかりつけ動物病院の登録が必要となります。ロイヤルカナンをご検討の時は動物病院に一度相談してください。

第2位：ヒルズ プリスクリプションダイエットメタボリック

• 参考価格：¥4,000（2kg）
• 特徴：カロリーを抑えつつも栄養がしっかり摂れるダイエットフード。血糖値管理にも配慮されており、肥満猫の健康管理に役立ちます。

第3位：アイムス 体重管理用キャットフード

• 参考価格：¥2,500（2kg）
• 特徴：脂肪分が少なく、体重管理に最適な成分バランスです。手頃な価格で、コスパの良い商品です。

購入参考サイト：【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY（ペピイ）』】

こちらのサイトにいくつかダイエットご飯が掲載されています(^^)

5. ダイエットをサポートする便利アイテム

ダイエット中の猫をサポートするために役立つアイテムもいくつか紹介します。

自動給餌器

• 商品名：PetSafe オートフィーダー　など
• 参考価格：¥10,000
• 特徴：決まった時間に自動で餌を与えてくれるので、食事量や時間を正確に管理できます。

猫用フィーダーボウル

• 商品名：猫の知育フィーダー　など
• 参考価格：¥2,000
• 特徴：猫が餌を取り出すために動きが必要なボウルで、運動量を増やしつつ食事ができるアイテムです。

体重計

• 商品名：ペット専用体重計
• 参考価格：¥5,000
• 特徴：毎週の体重測定が簡単にできるペット用の体重計。ダイエットの進捗を定期的に確認できます。

購入参考サイト：アイリスプラザインターネットショッピング

6. まとめ

猫のダイエットは健康に直接影響する重要なケアの一つです。

食事管理、運動、適切なダイエットフードの導入、便利なダイエットサポートアイテムを活用することで、健康的に痩せることができます。

ダイエットには時間がかかることもありますが、急激な減量は猫の体に負担がかかるため、無理をせず少しずつ取り組むことがポイントです。

上記のダイエットメニューは当たり前のようでなかなか難しいんですよね･･･(>_<)

しかし、愛猫が元気で健康的な生活を送れるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

参考リンク：
アイリスプラザインターネットショッピング

【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY（ペピイ）』】